「もう過去のことだ」と分かっているのに引きずってしまうあなたへ|ティヤーガ(手放すこと・捨離)
おはようございます。
今日は
「もう終わったことなのに、なぜかずっと引きずってしまう」
という感覚について、
バガヴァッド・ギーター
というインドの聖典から、
メッセージをお届けします。
まず、出てくる言葉を先に簡単に説明しますね。
◆カルマ:一般的には「悪いこと」「因果応報の悪い方」というイメージを持たれがちですが、本来は良い悪いに関係なく、すべての「行い」とその結果を指す言葉です。何かをすれば、必ず何かが返ってくる、という自然の法則。
◆ティヤーガ:「手放すこと」
ここでは、行いそのものをやめることではなく、その結果への「こだわり」を手放すことを指します。
◆カルマヨーガ:結果にこだわらずに行いと向き合う生き方の実践のこと。
ギーターにはこんな一節があります。
「自分とはこの体のことである」と思っている限り、
行い(カルマ)そのものをやめることはできません。
けれど、その結果へのこだわりを手放すことはできる。
それができればカルマから「ティヤーギー(自由な人)」
になると。
「行いを手放しなさい」
「エゴ(思い込みの自分)を捨てなさい」
と言われても、
実際には無理な話です。
「手放そう」と力むその人自身が、
すでにエゴ(思い込みの自分)の中にいるからです。
でも、たったひとつだけ、
自由になる道があります。
それは、
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結果にしがみつかないこと。
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「なんであんなことになったんだろう」
という後悔。
「望みの結果でなければ認めない」
という抵抗。
そのこだわりの奥には、
たいてい「自分が正しい」
「こうであるべきだ」という、
エゴの声があります。
そのエゴに満ちたこだわりを、
そっと手放すこと。
それが「ティヤーガ」です。
あなたは今、
過去のしがらみや困難な状況に身動きが取れず、
深い悩みを抱えているのではないですか?
このメッセージは、あなたの悩みを知り、
そこから抜け出すためのヒントを告げるために、
あなたのもとに届けられました。
「抵抗して、無駄に苦しみ悩むことは、もうやめにしよう。
すべては、あなたが昔撒いた種が、果実として実っているだけ。
過去は、どんなに嘆いても変えることはできません。
過ぎたことは仕方のないこと。
覚悟を決めて、
大きな態度で自分を引き受けてみましょう。
あなたが昔撒いた種は、
この世界がこれからも次々と実らせていきます。
今できることは、
世界が実らせるどんな果実も、
楽しんで味わってしまうこと。
甘い実もあれば、苦い実もあるでしょう。
でも、苦く酸っぱい実こそ、
栄養がたっぷり詰まっているものです。
その栄養は、必ずあなたを強く、
たくましくしてくれます。
今の状況も、
うまくいかなかったことも、
すべてあなたが成長していくために、
必要があって起きていることなのです。
苦い実の種を蒔いてしまったとしても、
その自分を責める必要はありません。
誰もが甘い実、苦い実の両方を味わいながら、
成長するためにこの世界を生きています。
自分だけが不幸なのだ、と思う必要はありません。
カルマの法則は、誰に対しても平等なのです。
抵抗すること、過去を嘆くこと、
苦しむことは、もう終わりにしましょう。
こだわりをティヤーガ、手放すことで、
自分自身を自由にしてあげてください。
それは、自分の行いに責任を持つと同時に、
カルマの法則という自然界のひとつの法を
信頼することでもあります。
どんな実も受け取って、
よく噛んで、「う〜ん、妙味」
と笑いながら味わってしまう。
楽しく食べて、
よく消化された実は、
あなたをまた一回り大きくしてくれる栄養になります。
結果にこだわらないこと。
これは、心を浄化する大切なYogaの方法のひとつです。
今
している行いを自然に調和させ、
純粋な思いで行うことで、
甘くておいしい果実を実らせることができるのです。
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問い:
苦い実、酸っぱい実ではあったけれど
だからこそ成長や新たな出会い、気づきにつながったことは
何がありますか?