どうしていつもこうなるんだろうと思ったあなたへ|繰り返すパターンの正体とは
タイトル
なぜか同じ問題を繰り返してしまう人へ。あなただけのフィルターに気づくということ
こんにちは、自己理解・自己受容の専門家、心理カウンセラーの松田まゆです。
「どうしていつもこうなるんだろう」
「また同じことを繰り返してる…」
そう感じたことはありませんか?
- お願いしたことをパートナーがしてくれるのは最初だけで、しばらくするとまたしてくれなくなっている。
- 言いたいことが言えずに我慢して、ある日爆発してしまって、また自己嫌悪になる。
- 職場でも、話を聞いてもらえない感覚や、きつく当たられる場面がなぜか繰り返される。
- 相手が変わっても、場所が変わっても、似たようなことがまた起きる。
自分なりに努力しているのに、なぜか変わらない。
「私の何がいけないんだろう」と、だんだん自分を責めるようになる。
パートナーとの関係、職場での人間関係、そして自分自身への接し方。
「自分への接し方?」と思った方もいるかもしれません。でも実は、自分に対して厳しすぎる、いつも自分を責めてしまうというのも、繰り返すパターンのひとつなんです。
でも、それはあなたがダメだからではありません。
繰り返すパターンには、理由があります。そしてその理由は、あなたの「内側」にあります。
今回の記事では、そのパターンの正体である「フィルター」と「ビリーフ」についてお話しします。
自分を責めすぎずに、自分の内側を理解していくためのヒントになればうれしいです。
あなただけの「フィルター」という名のメガネ
私たちは誰もが、自分だけのオリジナルのメガネをかけて世界を見ています。このメガネのことを、ここでは「フィルター」と呼びます。
同じ風景を見ていても、かけているメガネが違えば、見える色も形も変わってくる。それと同じように、同じ出来事が起きても、それぞれが持つフィルターによって、受け取り方はまったく異なります。
たとえば、職場の同僚に挨拶をしたのに、返事が返ってこなかったとき。
ある人は「あれ、聞こえなかったのかな」と特に気にせず、後でふつうに話しかけます。でも別の人は「もしかして何か怒らせてしまったのかも…」と考え込んでしまい、そのことが頭から離れずモヤモヤしたまま過ごしてしまう。
出来事はまったく同じです。でも、そこから生まれる受け取り方はまったく違う。
これが、フィルターの働きです。
フィルターはどうやって作られるのか
このフィルターは、あなたが意識して「こう見よう」と決めたものではありません。
あなたがこれまで生きてきた経験の中で、自分を守るために、少しずつ形づくられてきたものです。
たとえば、子どものころに何度か「泣くな」と言われた経験があったとします。
その子にとって、泣くことをこらえることは、その場をうまく乗り越えるためのひとつの方法でした。「泣かない方がうまくいく」というフィルターは、そのときの自分を助けるために生まれたものです。
あるいは、一生懸命頑張ったのに認めてもらえなかった経験。そこから「もっとやらなければ、認めてもらえない」というフィルターが作られることもあります。
どちらも、その当時のあなたにとっては必要なものでした。その環境の中で生き抜くために、あなたが自分で作り上げてきた、大切な知恵だったのです。
フィルターが生み出す「ビリーフ」とは
このフィルターを通して世界を見続けることで、やがて「信念・思い込み」として定着していくものがあります。それを「ビリーフ」と呼びます。
たとえば、こんなビリーフです。
- 私には価値がない
- 迷惑をかけてはいけない
- 人前で感情を出してはいけない
- もっと頑張らなければ、認めてもらえない
- 人は私のことをどうせわかってくれない
どれか、ピンとくるものはありましたか?
このビリーフは、「そう思おう」と意識して決めたものではありません。フィルターを通して繰り返し世界を見ることで、「これが当たり前だ」「これが現実だ」として、あなたの思考や行動の土台になっていきます。
同じパターンが繰り返されるのは、あなたがダメだからではありません。
そのフィルターやビリーフが、今もあなたの中で無意識に採用されているからなのです。
気づくことが、変化の始まり
では、どうすればいいのでしょうか。
まず大切なのは、「自分はどんなフィルターを持っているのだろう」と、そこに気づくことです。
フィルターは、意識の外にあるものです。だから、意識的に「こう変えよう」と努力しても、なかなか変わらない。でも、一度自分のフィルターに気づくと、「ああ、私はこのメガネで見ていたんだな」と、少し引いた視点から自分を見られるようになります。
フィルターを「なくす」必要はありません。ただ、自分がどんなフィルターを持っているかに意識的に気づくことで、そこから少しずつ変えていくことができます。
認識が変われば、世界の見え方も変わっていくのです。
あなたのビリーフに気づくために
自己理解ワーク「~感情はあなたの味方になる~」では、日常の感情を手がかりに、自分が無意識に持っている「〇〇すべき」「〇〇してはいけない」というビリーフに気づいていくことができます。
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また、「自分のフィルターについて、もう少し直接話を聞いてみたい」という方は、体験セッションもご用意しています。あなたが持っているフィルターやビリーフを一緒に丁寧に見ていきます。
